食育を考えるグループの仕事

八尾市教育研究会食育(学校給食)部会

八尾市教育研究会は八尾市立学校園の教職員が会員となり、教育目標の達成を図るため、教育に関する調査・研修・協議を行い、授業公開や実践報告をするなどの活動をしています。
食育(学校給食)部会は『豊かな心と身体を育むために給食指導や食育はどうあるべきか』をテーマに研究協議を続けています。その具体的な取り組みのひとつとして『食に関する指導』を行い、子どもたちが食についての知識を深め、自らの食生活に積極的に関わろうとする機会を広げています。毎年サブテーマを決め、各学校でさまざまな実践を展開し、交流を行っています。
各学校における食育指導・給食指導に役立ててもらえるよう、毎年の活動の記録を冊子でまとめています。

平成26年度取組み

授業研究:『のこさず食べよう~いただきます~』
「いのちをいただく」という紙芝居を教材とし、「残さず食べよう」をテーマとした授業を参観し、研究会をもちました。子どもたちに、いつも何気なく言っていた「いただきます」の意味を考えさせ、食べ物への恩恵の気持ちを高めることで、子どもたち自身の食べ方を改善させる意欲を持たせました。
児童の感想
・わたしは、動物を殺すのは嫌です。でも、殺さないと私が生きられなくなります。そして、もっと嫌なのは自分で育てた動物を殺すということです。今、なにげなく食べているけど、このお話を聞いて、牛を殺す人はもっと嫌だと思います。けど殺さなければ人は生きていけません。だから殺したくなくても殺さないとだめです。だから、私は「命をくれてありがとう」と思って「いただきます」を言いたいです。
研究会での意見
・今回の授業は「いただきます」だけの取り組みだったが、「ごちそうさま」にも触れて、つくってくれた人に対しても考えを広められそう。

・食育だけど栄養素の話ではない。「自分のためにこれを食べなさい。」では子どもの心に響きにくい。食べることの基本の授業だと思った。
研修会『箸玉くんの作成』
本年度のサブテーマである「残さず食べよう」を実践するためには、箸を正しく使えることも必要な技術であると考え、箸の正しい持ち方や使い方を指導できるよう教具を作成しました。また、この教具を用いての実践例を交流し、指導に活かせるようにしました。
箸玉くんの作成
「箸玉くん」とは、正しく箸を持てるよう、補助するための教具である。おもに低学年に活用でき、また、実際に箸を持って練習もできるので、子どもたちが楽しく箸の持ち方を学べる。
「スポンジくん」の作成
「スポンズくん」の作成

教育サポートセンター研究協力員 食育部会

教育サポートセンター研究協力員は、教科指導等の指導力向上のため、授業の研究と資料・情報の収集を行い、その成果を学校現場に返していく活動を行っています。
食育部会は「豊かな心と身体を育むための給食指導や、食育についての研究」をテーマに各校で実践されている給食指導や食育を検討し、基本となるものを作成しています。また、八尾市教育研究会食育(学校給食)部会と連携して、全小学校で食育が進むよう食育教材を作る研修会などを積極的に行っています。

平成26年度の取組み

公開授業 保健体育5年生「噛むこと」~これであなたもパワーアップ~
講演会「教科と関連した食に関する指導」大阪市立大学 非常勤講師 日下豊子 氏
健康に関する研修「食物アレルギーについて」八尾市立病院 小児科 浜田匡章 先生
八尾市教育研究会食育部会との連携 箸を正しく使うための教材つくり・実践例交流
和泉市みかん農園の視察、学校ですぐに使える掲示資料・DVDの作成
学校ですぐ使える食育教材の作成《教科や給食と関連したもの》