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教育長あいさつ

 みなさん、こんにちは。八尾市教育委員会 教育長の浦上です。  昨年は、学校給食法が制定され、60年目を迎えました。60年前は、丁度私が生まれた年でもありますが、この節目にあたり、学校給食法が制定された原点に戻る時でもあると考えます。
 学校給食の歴史は、明治22年山形県の小学校で、貧しいこどもたちに、小学校を設立されたお坊さんが食事を出したのが始まりとされています。その時のメニューは、おにぎりと焼き魚、漬物だったそうです。

 さて、本市の学校給食は、昭和36年から全校で完全給食がスタートしました。私も小学校時代に給食をいただいていた一人ですが、給食の献立で思い出されるのが、脱脂粉乳の牛乳です。冷めると牛乳に膜ができ、膜を取り除いて飲んでいた記憶があります。また、当時、牛肉などはめったになく、クジラの肉がよくから揚げで登場し、硬かったことを覚えています。また、チーズもその当時から出ていて、栄養素の高い食材が豊富に提供されていたような気がします。
 今日の給食は、八尾市の栄養士さんが、いろんな意見を出し合いながら毎日の献立を決めてもらっています。特に、本市の特産物である枝豆や若ごぼう、小松菜などを季節の旬の食材として取り入れたり、おひな祭りや節分などで日本古来の食文化に触れる機会も多く作ってもらっています。

 私事ですが、家庭菜園と自分で育てた新鮮野菜を使った料理をすることが趣味で、朝や休日で時間があれば、畑作業をしています。早朝から畑を見て回り、今日の仕事を決め1時間程度の作業をしています。畑の草を引くことや土の匂いを嗅ぎ自然を感じることが、一番心の安らぎに繋がっています。
 また、最近では、高菜の葉っぱを使った「めはり寿司」や夏場では、採れたてゴーヤを使ったゴーヤチャンプル、そして、玉ねぎやキャベツ、ピーマンを使ったそば飯が私の十八番です。
 種から苗を育て成長してゆく野菜を見て、命の尊さを感じ、また、生きるものを食することへの感謝の気持ち、さらにはみんなで一緒に食べることでの心の安定こそ、人の成長に欠かせない食育の素晴らしさであると考えています

 昨今、子どもの貧困や貧困の連鎖が大きくマスコミ等でも取り上げられ、大きな社会問題となっています。子どもの貧困率も16%を超え、家庭の経済状況やその他の要因で、子どもたちに満足な食事を提供できず、発達段階に応じた栄養が取れなくなり、生活の乱れが生じたり、落ち着いて行動ができない子どもたちが増えている状況です。
 ある新聞記事に、「地域で育てる」ご近所「食堂」パワーという記事が掲載されていました。一人で夕食をとる「孤食」を少しでも減らすために、一人ぼっちで夕食を食べている子どもや、いろんな事情で夕食が準備できない親子も共に食事ができる食堂の紹介でした。ちゃぶ台の周りに多くの子どもたちや親子がおいしそうにみんなで夕食を食べている光景がとても印象的でした。

 今回、教育委員会では、食育をさらに推進するために、八尾スクール食育ネット~「食」を知り、「食」を楽しもう!!~のホームページを立ち上げました。
 学校給食の献立や給食ができるまで、各学校園での食育に関する情報やイベント情報、さらに中学校給食に関することなど様々な食育に関する新鮮な情報をお伝えしたいと考えております。
 教育委員会といたしましては、今後とも食育推進のための施策等の充実に努めますので、ご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。最後になりますが、食育に関するご意見ご感想等いただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。